みなさんこんばんは!
今日は海運大手APモラー・マースクが業績悪化とこの先の需要減を見据えて大幅な人員削減を行うと言うニュースから世界的な不況がやってくるかもしれない、という話。

世界のコンテナ輸送の約6分の1を担う企業ですから影響は大きいと思います。MAERSKのロゴが入ったコンテナは見たことある人が殆どではないでしょうか。
近年のグローバル化によって海上輸送は非常に大きな役割を果たすと共に、世界経済の好況、不況を写す鏡のような存在でもあります。
今後の需要減を予測している所は少し怖いですね。
海運業の不況から考えられる世界経済への影響とは
貿易減少:海運業の不景気は、国際的な貿易量の減少をもたらす可能性があります。船舶の需要が低下し、輸送費用が高騰することで、企業は貿易活動を削減または停止するかもしれません。
物価上昇:海運業が不調の場合、原材料や製品の輸送にかかる費用が上昇する可能性があり、これが商品価格の上昇につながることがあります。これはインフレの要因となる可能性があります。
供給チェーンの混乱:海運業の不調は供給チェーンに影響を及ぼす可能性があり、生産や製造の停滞、商品の遅延、在庫の増加などの問題を引き起こすことがあります。
雇用の減少:海運業界が不景気になると、船舶関連の業界で雇用の減少が発生する可能性があります。船舶建造、船員、港湾労働者などが影響を受けるでしょう。
経済成長の鈍化:輸送業界が不調に陥ることは、一部の国や地域の経済成長を鈍化させる可能性があります。特に輸出に依存する国々にとっては、大きな課題となります。
最近中国の不動産会社の債務問題や各地の紛争となんだかきな臭いですが、コロナ禍での世界中の金融緩和のお陰で株価だけは順調ですね。まあ、私には関係ないのですが。
身体と同じでまだ大丈夫と考えて我慢して無理ばかりすると、ある時ガクッと倒れたりするような時が来ないことを願います。

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