みなさんこんにちは!
国土交通省の物流政策担当者のインタビュー記事です。

物流最前線/国土交通省 平澤課長に聞く 2024年問題、物流改革の実効性
「物流の2024年問題」が静かに幕を開けた。社会インフラである物流機能を維持するため、国土交通省は関係省庁と一体となって対策に取組み、政策パッケージの策定をはじめ、今年2月には2024年問題に対応
物流改革政策パッケージの策定に大きく関わった方です。しかしまだ法案の成立に至らないのが現状で非常にもどかしいところです。
3本柱のうち、物流の効率化は費用がかかるものの人手不足の背景や助成金、補助金の効果もあって一番進んでいます。
2番目は荷主・消費者の行動変容が少しずつではありますが、ニュースやCMを通して物流の問題が取り上げられるようになったお陰で意識が変わりつつあります。ただ、荷主に於いては物流業者に対する対応は未だ厳しいと感じる事の方が日常です。
3番目の柱である商慣行の見直しについては、先程の荷主との関係性を考えれば一筋縄ではいかない事は察しがつくところです。
物流業界自身の努力だけではとても変えられる話ではなく、国家戦略としての支援が必要です。
が、今進めている政策パッケージがたとえ成立したとしても効力があまりにも曖昧なので、特に商慣行の見直しについては今と何が変わるのか不透明です。
インタビューでも物流を魅力ある産業にしていく事を言っていたので、さらに強い法案の検討を早い段階で進めて欲しいです。

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