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宅配大手の経営環境が悪化しています。

ヤマトは赤字、セイノーは減益 物流各社が〝産みの苦しみ〟に直面 | 財界オンライン
トラック運転手不足への対応 物流企業が収益の底上げにもがいている。「2024年問題」に象徴されるトラック運転手不足が深刻な影響を与えており、新たな経営体制の構築に向けた〝産みの苦しみ〟に直面中だ。 ヤマトホールディングス(HD)の2024年
各社とも2024年問題の対応で設備投資や委託費等が膨らみ、利益を圧迫しています。この先は投資の効果が現れ利益の確保が可能としています。
ただ慢性的な人手不足は解消の目処が立たず、景気の先行きも不透明であり荷物量も停滞ぎみです。
それに加えてAmazonや楽天といった大手Eコマース事業者は、独自の配送網構築を強化しています。
一昔前のように全国スピード配送が大手数社に限られる事も無く荷主の選択肢が増えた為、その優位性はかなり薄まったのではないでしょうか。
大手ゆえに、過疎地域でもコストをかけて配送を維持しなければならないジレンマを抱えていたり、他者との価格競争や自動化へのシフトの対応等、大きな転換期を乗り越える体力がいつまで続くのか気になるところです。
近い将来、大手同士の合併や統合が起きても全く不思議ではありません。

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